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長期優良住宅の申請はした方がいい?
こんにちは。
岐阜県全域と愛知県北部で分譲住宅や、自由設計の住宅を販売している伊田屋です。
今回は、お客さまから時々ご質問いただく「長期優良住宅の申請はした方がいいですか?」という疑問にお答えしたいと思います。
■長期優良住宅とは?
そもそも長期優良住宅とは、国が定めた耐震性、断熱性、メンテナンス性などの措置が施されている住宅です。この基準をクリアし、所管の行政庁に確認申請を行うと、長期優良住宅として認定を受けることができます。ただし、長期優良住宅レベルの住宅を建築しても、申請をしないケースも多いのです。
■長期優良住宅申請には、コストと手間がかかる
長期優良住宅の申請には、15~20万円ほどの費用がかかります。また、各メーカーの仕様によって、標準プラン内では長期優良住宅の申請に通らないことがあり、グレードを上げるためにコストがかかってしまうことも。
かかるコストに対して得られるメリットが少ないため、弊社では申請をあまりおすすめしていません。
■時間的なデメリットも
実はコスト面以外にも、申請には時間がかかってしまうデメリットがあります。
申請には民間企業による確認申請と、市役所などの行政による許可を待つ必要があり、これには通常3〜4カ月ほどかかります。
許可が下りた後に着工するため、申請しない場合よりも完成までの日程がかなり変わってしまいます。
■申請にはメリットも
これまでデメリットばかりをご紹介しましたが、申請にはメリットもあります。将来、売却も視野に入れている方なら、認定を受けているとプラスに働き、有利な価格で売却できる可能性も。
売却を検討されていない方でも、「目に見える数値があると安心する」といった理由から申請される方もいらっしゃいます。
私たちから長期優良住宅の申請をおすすめすることはありませんが、気になる方はより詳しいご案内や、メリットデメリットについてご説明いたします。
興味のある方は、ご遠慮なくスタッフまでご相談ください。