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2021.07.13

スタッフブログ

ロフトのある家って暮らしやすい?本当に必要か検討してみましょう

こんにちは。
岐阜県全域と愛知県北部で分譲住宅や、自由設計の住宅を販売している伊田屋です。

どんなお家にしたいか、お客さまにヒアリングをする中で、「ロフトを付けたい!」というご要望を伺うことがあります。

一級建築士の立場から見ると、弊社の施工エリアで考えた場合、特筆すべき理由がないなら、ロフトはいらないかな、というのが正直な所です。

理由は単純で、弊社の施行エリアである岐阜では、広い土地に家を建てられる方が多く、収納スペースは、十分に確保できるお家が多いためです。

ロフトが欲しいとおっしゃる方は、ロフトを収納として活用しようとお考えの方が多く、収納スペースが他で作れるなら、ロフトの必要性はないと、その場で考え直されるご家族もおられます。

ロフトを収納以外として活用される場合は、子ども部屋にロフトを付けたいという方も。

こちらのパターンでも、子ども部屋を6帖程度と、ゆったりと取ることの多い弊社の設計では、プランを練っていくうちに、なくなっていくことも多いです。

ロフトに上がる階段を部屋の中に造ると、わりと場所を取るという問題点もあります。
はしごなら場所は取りませんが、安全性の面からは不安が残るところです。

もちろん、ロフトを全て必要ないと否定するわけではなく、用途やライフスタイルによっては、ロフトを造って、良かったというお家もあります。

例えば、始めはお子さまの遊び場として、お子さまが大きくなってからは、ご夫婦の衣裳部屋にと、積極的に活用されているという事例も。
このお家の場合、廊下側から直接ロフトに入れるような設計になっており、2.5階のようなロフトにしたのが、使い勝手の良さに繋がりました。

趣味の部屋として、ご主人の書斎の上をロフトにしたい、というご家族もいらっしゃいます。
釣り道具や、プラモデルなど、趣味を満喫するスペースとしてなら、秘密基地のようなロフト空間を活かせますね。

ロフトを作るなら、どんな風に使うか、どこに作るかなど、入念に検討してみましょう。
ロフトの必要性や、どうすれば使い勝手が良くなるかなど、わからないことがあれば、お気軽に伊田屋にご相談ください。